運命を知って人生を拓く……櫻井秀勲が主宰する「運命学」を学び「運命師」を養成する会
ご連絡先 info@w-unmei.com |

運命は望むとおりに変えられる・・・会長・櫻井秀勲よりメッセージ
「運命」の話をするときに、まず、そもそも「運命」とは何であるか、
ということを押さえておかなければなりません。
言い換えれば、その人の「運命を決めるもの」とは何か、ということですが、
これはたとえば「占術」のジャンルでみていけば、わかりやすいかもしれません。
つまり、姓名判断の人から見れば、「運命」は「名前によって決まる」というでしょうし、
占星術でいえば「生まれた星の位置で決まる」ということになります。
「運命を決めるもの」は、占い師の数だけあるといってもいいでしょう。
それらのうちのどれが正しい、正しくないということはありません。
むしろ、そのすべてに一理ある、と私は思っています。
しかし、ときに、その解釈を述べるときに、運と運命を一緒くたにしている人がいます。
あるいは受け取る側が、一緒くたにしてしまうことがある、ということもあります。
運命とは何かというときに、
それは「運」とは全く違うものだということを、
しっかり憶えておきましょう。
運というのは、簡単に言えば、「拾えるもの」です。
あるいは、「運がつく」というように、「付着するもの」ともいえるでしよう。
それに対して、「運命が拾える」「運命がつく」という言葉はありません。
「運命」というのは、たまたま拾ったり、付いたりするというように、
「偶然」のものではないということです。
「自分の命の運び方」――これが「運命」なんですね。
自分の命をどう運ぶか、ということだから、そこに偶然はありません。
それだけに非常に厳しいものだ、というふうに考えなければならないものです。
あることがきっかけで運命が変わった、という人は多いでしょう。
たとえば、結婚をして運命が変わったとか、
そこの会社に就職して運命が変わった、というようなことは、
あなたご自身にも起こっているかもしれませんし、
そうでなくても、あなたのまわりの人たちを考えてみると、
当てはまる人がいるでしょう。
けれども、そうして「運命」が変わったというときでも、
「たまたま」とか「偶然」にそれが起こったのではないのです。
もともとが「そうなる運命」だったということもできますが、
もしも「変わった」とすれば、
それは、その人自身があるところで、
「自分の命の運び方」を変えたことによって起きたのです。
この「運命を変える」ことは、簡単ではありません。
ある日誰かがひょいと自分を持ち上げて、
「うまくいかない運命の道」から
「うまくいく運命の道」に置き換えてくれたら楽ですが、
そんな「奇跡」は起こりません。
しかし、あなた自身が、自分の「命の運び方」を変えさえすれば、
あなたの運命はあなたの望むように変えることができるのです。
櫻井秀勲
早稲田運命学研究会会長